トラックを高値で買い取ってもらうためのコツとして、清掃・洗車を行うことが挙げられます。乗用車やバイクなどと同様に、買取に出す際には車の内外をきれいにしておくことで高額で買い取ってもらいやすくなります。外側を洗車で、内側を掃除できれいにしておくことで査定の際の印象が良くなりおすすめです。直接買取額に影響する項目ではないものの、人間の心理は侮れません。

きれいな状態の車を見れば、丁寧に使ってきた車両と思ってもらえる可能性が高まります。なお車内の臭いの対策は、かなり重要な項目です。もし臭いが酷い状態であれば買い手がつきにくいため、査定のマイナス要因になってしまうからです。毎日乗っていると気付きにくいですが、意外とタバコや汗の臭いが染み付いているケースも少なくありません。

査定に出すことが決まったら清掃するのはもちろん、数日前から窓を開けて換気を施したり、消臭剤を車内に設置しておいたりなど対策が必要です。付属品や純正パーツは処分せず、保管しておくことをおすすめします。たとえ交換したパーツが快適であったり、高級なアイテムであっても社外品である以上、評価に反映されないケースもあるからです。カスタマイズをする場合は、純正パーツを丁寧に取り外して大切に保管しておきましょう。

純正パーツさえあれば、社外パーツを取り付けている場合であっても査定額は下がりません。車両の中でも特にトラックに当てはまる話ですが、3月に売却することをおすすめします。最もトラックの買取価格が高くなるのが、3月と言われているからです。買取企業の多くが決算期を迎えるのが3月であり、売上を増やすために買い取る際の価格が上がりやすいです。

複数の買取専門店で見積もりを依頼すれば、値段のつり上げ競争が起きる可能性もあるため活用しましょう。