インターネットなどでは、トラックを買取してもらう前に、車体を徹底的に掃除するといいと書いてあることが多いです。そうすると買取金額がアップしやすいということですが、実際はそれほどの効果はないと思った方がいいでしょう。外側は高圧洗浄機で泥や埃を洗い流し、内装のシートはスチームクリーナーを使って掃除をし、シミなども徹底的に除去し、車内のタバコの臭いも消すべきであると説いたりしていますが、実際はそこまでやる必要はありません。トラックを査定に出す場合は、掃除などしないでそのまま買取ショップに持っていっても大丈夫です。

車体についている泥などは査定額にあまり影響しません。そんなのは買取ショップの方で後からきちんと洗浄するので、査定スタッフはそんなところはほとんど注目していないです。それよりも、ボディに凹みがないかとか、エンジンにトラブルは発生していないかなど、そういうところをチェックしているものです。カスタムパーツなどは外し、純正に戻してから査定に出せというアドバイスをする人も多いですが、これも鵜呑みにするのは危険です。

簡単に元に戻せるのならやったらいいかもしれませんが、元に戻すのにお金がかかるようような場合は、何もせずに持っていった方がいいでしょう。元に戻すのに工賃などを支払っていたら、まず間違いなくそっちのコストの方が高くつくに決まっています。トラックを売りに出すときは、現状のまま持っていくのが一番です。